株式会社パーソナルクレド舎

仕事の質は、臨む気持ちしだい。

 
火曜日、リクルートでの最後のお仕事を終えました。
 
リクルートが発行している、広告や情報誌を作るディレクター向けに
クリエイティビティのセオリーをお伝えする研修。
 
かれこれ8年間。
 
 
ライターの仕事や、他の研修などは、
会社を設立する前あたりから、
自分のミッションに専念しようという決意のもとに、
お引き受けしないことにしたのですが、
(武士は食わねどの世界でもありましたが、
これ、実はすごく重要なので、また機会があれば、書かせていただきます。)
 
 
 
このお仕事だけは、一部開発もお手伝いさせていただいたこともあり、
お引き受けさせていただていました。
 
 
でも、ありがたいことに、本当にいよいよ集中せねばという流れになったので、
今年を最後に卒業させていただくことにしました。
 
毎週のように地方に行っていた時期もあったなあ。
 
 
今ふりかえると、ある時期までは、
ただの雇われ講師の気分だった時期もありました。
 
 
でも、ある時期から、全てのことに意味があると感じられるようになった時
 
 
実はこの研修は、
リクルートのメディアを作るディレクターが全員が受ける研修なので、
 
 
 
私の講義が、大げさに言えば、
世に出るリクルートメディアの品質を左右するってことで、
 
 
私がいい加減な気持ちでやっても、もちろんばれないし、
誰にも怒られないけれど、
 
 
仮にリクルートのメディアの中で、質の悪い原稿を見た時、
そこから波及する私とは絶対にお会いすることの無い人でも、
その方の人生を左右することだと思えてきて、
自分は自分にがっかりするんじゃないかって思ったら、ぞっとして・・、
それ以来、
 
 
 
ただの研修じゃなくて、
その場でリアルに広告を作っている実感を味わってもらえるように、
色々勝手に話しをするようになっていました。
 
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(集合の前に、1時間早くついて目の前のデニーズでいただいた朝食)
 
 
昨日、担当者の方からメールをいただいて、
 
 
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受講者のアンケートから、
いわゆる研修講師風ではなく、
きちんとこの広告が世に出たら、という視点の話がOJTのようで、
研修の意義を感じたというコメントが多く、
受講生にとって貴重な成長機会にできました。
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という言葉を頂いて、
 
ああ、本気でやってよかったなあ、としみじみ。
 
 
アンケート結果でも、
9割以上の方から、大満足という評価をいただきました。
 
 
本気でもちゃらんぽらんでも、一見時間もお金も変わらないように見えるけど、
 
 
でも、自分が本気で臨むかどうかで、どんなものでも、
目に見えないところで、ものすごい気づきや成長や、嬉しい言葉がもらえる。
 
ありがたい機会でした。
 
 
これで、本当にリクルートを卒業なんだあ。
 
1993年入社だから、かれこれ、20年間。リクルートは、私にとって本当に良い最高の会社でした。
 
お世話になりました。
 
ありがとうございました。無限の感謝!!
・・と言いつつ、受講生の方々が作った広告に添削するお仕事が。。
 
そちらも心をこめて、がんばろう!