
1月 6, 2021
藤本裕子さん
神戸在住
料理教室 天女の台所 主催
起業家版 自分の神話塾との出会いは、
facebookのタイムラインでたまたま目にしたのむ子さんのブログでした。
脱サラして料理教室を本格化しようと起業したばかりで、右も左もわからず模索していた頃。
自分の神話塾の「世間の神話ではなく自分の神話を生きる!」という考え方に強く惹かれました。
メルマガを読み、江ノ島でのワンディセミナーにも参加して、
もし、ひとりではどうにもならなくなったらこの塾の門を叩こうと思ったのが5年前のことです。
その後、自分のやりたいことで起業するという夢を叶えた私は、
目標だった資格を取得し、念願のサロンを構え、マクロビオティックスクールをスタート。
様々なことにチャレンジしました。成功も失敗もたくさん経験し、毎日が必死でしたが本当に楽しく充実の日々でした。
そのうちふと、
掲げていた目標を達成しているのに、目の前の現実が思っていたようなカタチになっていないのはなぜ?
楽しいけれど大変!
幸せだけどストレスフル!
自分をすり減らしているような感覚をおぼえるのはどうして?
と、違和感を感じるようになって、
どこを目指したらいいのかわからなくなったのです。
やりたいことと、やっていることの間にある小さなジレンマ。
伝えたいことと、求められることの微妙なズレ。
勢いだけで突っ走っていた時には気にならなかったことが無視できなくなって、
このまま続けていてもよい結果はうまれないし、なにより自分が苦しくなるだけだと次のステップを模索。
ちょうどその時、自分の神話塾の起業家版がスタートするというお知らせが届きました。
ひとりではどうにもならなくなったら門を叩こうと思っていた神話塾で、起業家版を立ち上げてくださるなんて!
これはもう私のためのものですよね(笑)
私の本当の願い(魂の求めていること)をカタチにしていくには、これまでのやり方では限界がある。
現状突破にはさらなるブレイクスルーが必要で、それにはプロの力を借りるのが一番だと思い参加を決めました。
今回の受講の目的は、
・自分の現状を客観的に見つめること
・既存のやり方にとらわれず新たな視点で事業を組み立て直すこと
でした。
10年間使ってきた屋号とコンセプトを刷新することだけ決めて、あとはまっさらな気持ちで流れに委ねようと思っていました。
いま振り返ると、上記の目的で意図した通りのことが起きました。
解放したシンボルとパーソナルクレドが自分を知るための最強のツールとなって、
自分の本質はいつもどんなときも変わらない。
悩みや不安はそこからズレているサインで、曇らせていたのは自分自身だ。
そうはっきりわかりました。
そして、
自分という存在は世界にたったひとつのオリジナルだから、
私がやりたいことは誰の真似でもなければ、
誰と被ることもない唯一無二のすばらしいアイディアなのだと
心から思えるようになりました。
そうやって自分の本質を見つめながら事業を構築していくので、自然と選択肢が絞られていきます。
それまでは、世間ではこれが当たり前、みんなが求める料理教室はこうだから、というイメージからはみ出せずにいたのが、自分に必要ないものはあっさり捨て、新しい感覚で事業を作っていけるようになりました。
起業家版自分の神話塾を受けて気づいたのは、思っていた以上に私は世間の神話に囚われ、自分ではない誰かの意見や考え方に左右されていたことでした。
プライベートでは随分と自由になり、自分を大切にできるようになっていたけど、ビジネスとなると、まだまだ世間のやり方や考え方に倣おうとしている自分がいて、魂の声を信頼できていなかったのです。
そこに直面し、いま一度、自分の声に耳を澄ませられるようになったのが一番の成果です。
すぐに成果がでることをするのではなく、自分の心の声が求めていることをやる。
それがどんなに遠回りになっても、世間の成功につながらなくても、私が私として生きるとはそういうことだと迷いがなくなり、気負いや力みもなくなり、いまここを大切にするコツがわかってきて、ビジネスへの向き合い方も変わりました。
このスタイルでどこまでいけるのか、この先、どんな花を咲かせることができるのか、本当に楽しみです。
私が一番苦しんでいたのは、自分のやっていることをわかりやすく言語化することでしたが、
料理教室というジャンルでははみ出してしまう、どうにも説明しきれない部分をひとつひとつ丁寧に拾い上げてくださって、言語化することができました。
ドンピシャな屋号「天女の台所」とコンセプト「あなたの中の天女を目覚めさせる料理教室」がうまれたのは、のむ子さんのおかげです。
周りからの反応も上々で、まさに、私にぴったりの言葉が見つかりました。
事業の話をしているとき、お二人からのアドバイスは一貫して、魂のお客様に出会うにはどうすればよいのか?につながっていました。
ついつい、上手くいくためのノウハウや方法を探してしまう私は、その視点を忘れがちで、ミーティングの度に軌道修正してもらえたのがよかった。
魂のお客様とはどういう人か?を常に考えるようになりました。
それは結局、私がどんな人たちとつながっていきたいのかを考える時間でした。
ひとりひとり魂のミッションが違うように、魂のお客様も違うし、どんな事業をして、何を表現するのか全部違います。
お二人からは、それを事業に反映していく究極のカスタマイズ方法を学びました。
パーソナルクレドは、すべての人が持つといい。
絶対にいい。
すでに、自分の思うまま、魂の願いそのもので生きている人は、
見返すことは少ないかもしれませんが、それでも、自分の人生の答え合わせとして感動します。
そして、自分を生きている感覚がない人、これでいいのか不安な人にとってパーソナルクレドは、
自分の取扱説明書として、自分を知り、導き、必要なタイミングで背中を押してくれる指針となります。
一生使える自分だけのお守りです。
事業と私は切っても切り離せないので、魂のミッションに近づけば近づくほどパーソナルクレドと一体化していきます。
一体化すればするほど、自分も楽しく、周囲も幸せにできるから、
事業内容もパーソナルクレドとシンボルを参考に考えています。
(というか、別々に考えることができなくなりました!)
パーソナルクレドは、台所に飾っていて、目にとまった時に読み返したり、大切な日には力を貸してくださいと祈ったりするぐらいで、特別な使い方はしていません。
ただ、見たり読んだりするだけでいい気分になるので、気分転換に使っています。
また、物事が上手くいかないときのほとんどがリラックス不足、
ゆるみ不足、呼吸不足だと思うので、そういう時に読んで自由をイメージするようにしています。
シンボルの使い方は、日本各地に伝わる天女伝説を読んだときに閃きました。
私のシンボル「羽衣」は、
身につけているときは、自由に空を舞い、音楽を奏で、楽園のような世界を生きることができます。
だけど、それを脱ぐと、普通の暮らし、
世間の神話の中で生きることになるので本来の力が封印されます。
私は長い間、羽衣のない状態で生きてきて、それはそれで幸せだったけど、
シンボルを受け取ったということは羽衣のある状態を思い出したのです。
どちらも自由に選べるようになりましたが、いまでも、ついうっかり羽衣を脱いで頑張ろうとしてしまいます。
ですが、せっかくの美しい宝物を使わないのはもったいない。
いま、私はどちらの状態を選んでいるのかを常に考えて、
できる限り羽衣を身につけて大空を自由に舞い踊る日々を選んでいこうと思っています。
youtube【天女の台所】でも天分に目覚める貴重なお話を見ることができます!
起業家版自分の神話塾をおすすめしたいのは、
「よもぎ蒸しサロンをやりたい」「オリジナルの洋服を作りたい」など、
自分のやりたいことは決まっているけど、その中で、自分だけのポジション、やり方、メッセージを探している人たち。
魂のミッションに気づき、行動を始めた人には、その流れを後押ししてスピードアップしてくれる学びがいっぱい詰まっています。
起業する上で必要なコンセプトやメニューづくりを一緒にやってくれる人がいるのは心強いし、自分とは違う視点を与えてもらえるので、おすすめです。
そして、すでに事業をやっているけど何だかしっくりこないと感じている人にもおすすめします。
事業をやってきた経験がある(特に世間の神話にのまれて失敗したり、違和感を感じている)と、
お二人のお話がより具体的に理解できて学びが深まります。
私もそうでしたが、ある程度、自分でやってきたからこそわかる自力の限界が、次への扉を開いてくれました。
私は、自分にとってのベストタイミングで起業家版自分の神話塾に参加できたと思っています。
それは時間やお金といった条件が整ったということではありません。
自分がいまだ!と思ったときに動いたということ。
自分の気持ちに正直でいれば最高最善のお膳立てがされて、結果が出せることを体感した出来事でした。
のむ子さんは、いつも安定感があって、どんな話もじっくり聞いてくださいます。
いま必要なことを見極めて伝えてくださるので、人として事業家として、とても信頼できました。
最終的にここに来たのは、キラキラした人たちがおろそかにしている、
目の前のこと、あたり前の日常、日々の生活を大切にしているのむ子さんに共感したからです。
それは、私の事業でも伝えていきたい部分なので、毎回、インスパイアされました。
(起業家版 自分の神話塾 4期生)