株式会社パーソナルクレド舎

人は弱く誘惑は甘い・・~「いいね!」地獄にご用心。

朝食の後片付けをしていたら、

「人生にキャンペーンは不要」
というメッセージがよぎりました。

ん? 

そうなの? 


人には誰だって、盛り上がる時期があるし、
時には自分を奮い立たせるキャンペーンって
必要なんじゃないの?


?????


って、


洗剤の泡だらけの手をとめつつ、
しばし宙をあおいだわたくしですが・・。


少しして、


一気色々降りてきました。


※降りてきたまんまお伝えしますが、
特定の誰かを誹謗中傷したいわけではありません。

でも辛口なので、
読みたくない方はスルーしておくんなましね。


お金のブロック

 

そもそものはじまりは

最近、目についていた。

「いいね!」を増やして成り上ろうキャンペーン・・


。。。って、別にそういうネーミングじゃないんだけど、


FB上でやたらに目についた
いいねを増やすことが目的の投稿の数々。


素敵(そう)な写真、
著名な人の言葉、
それに一言添えて、
肩書と名前でしめる。


判で押したように同じ・・


もちろん写真や言葉は違うけど、

一見 人を励ましてそうだけど、

エネルギーの向きが内向き。。


っていうのは、

ぶっちゃけ・・・、


「私を有名にしてよ」っていうエネルギー。


そして、その投稿に、
何百件もいいねがついていて、

コメントもどれもみな似たり寄ったり・
「私のこともよろしく、お互いに成り上がろうね」って感じ?


ちょっと宗教っぽい感じすらして

???って思っていたら、


久々に会った魂の友の口から出てきたのは、
「いいね地獄」という言葉。


一日に何回アップするとか決まってて、
それに対してお互いに「いいね」やシェアをし合う。


そんな「いいね」が1000件もたまれば、
その人は、成功者として、
集客セミナーを開く。


当然、その人のセミナーには、
集客に困っている人が集まる。



そして、集まった集客できていない人同士で、


いいねを増やし合い、コメントをしあう。


新興宗教や、
ネットワークビジネスと同じ原理ね。

集団催眠状態・・


すごいビジネスモデルを考え付くなあと、
ある意味感心しちゃうんだけど・・・


地獄への道は、
行きはよいよい帰りは恐い・・・。
 

わかってやってるかしらって思う。


もちろん最初は良いのです。
 
 
インスタントラーメンと同じ、
一時的に空腹が満たされる。
 
だから使いようってことだけど・・。


でも、
インスタントラーメン食べ続けると
どうなるかは、推して知るべしで・・。

真面目でまっとうな人は、
そこでのしがらみに囚われ、

 

人の目が気になって、
舞台から降りたくても降りられなくなる。
 (実際に降りられず苦しんでる人も多いとか・・・)
 
それをいいね地獄と言うらしい。。


ま、地獄に行くのすら
天のはからいだから、
 

仕掛け人も、仕掛けられた人も、
その人そのものが悪とかダメってことじゃないんだけど、

ドラッグだって、新興宗教だって
すべては本人しだいなわけなので、


活用するならば、
ファーストフードと全く同じく、
その本質・・そこに宿るエネルギーを理解して
自分なりの意志や判断軸をもって
使った方がよいのではって思います。


そして人は弱く、誘惑は甘いということを、
知っておいた方がいい。
 
もちろん私だって、
誘惑にかられまくりです。

ビジネスを立ち上げ、
特に生活がかかっている以上、
手段を択ばずに名前を売りたい衝動に
かられる気持ちはわかる。
 
そして、
多くの人に注目されたいのは人間の性(さが)。
 
 
発信するたびに、いいね1000件ついちゃったら、
さぞかし気分いいだろうなって認めるし、


その数を羨ましく思う自分も、ぶっちゃけいます。
 
 
何かを発信している立場として、
誰にも認められなくても大丈夫だと言い切れるほど、
強くないっす。

 
でも・・・・


だからといって、

やらせや、さくらが大量に集まっても、


プロセスを無視して賞賛をもらっても、魂は喜ばない。


魂が歓ばないってことは、
それが真の幸せにつながることはないし、
やがて破綻の道が待っている。
 
 
考えて欲しいのは、
 
短期間で創った砂上の楼閣は、
ちょっと何かあれば、
あっけなく崩る脆く危ういものだってこと。


ネットバブルに乗じて上場したものの、
今は跡形もない企業があるように・・・。

 
冷静に考えたらわかるはずだけど、

繰り返すけど、
人は弱く、誘惑は甘いから・・。

 
不安から自分を見失いそうな時、
ふらっと行きたくなる。
 
 
インスタントフードがこの世に存在するように、
安易な集客法、安直な金儲けが存在するのも
神のはからいなのでしょう。
 
 
だからこそ、人生は面白いわけだし、
そして大切なのは、使い手の意識だと思います。
 
 
一時的に栄華を極めることが目的なら、それもあり。
楽しんで極めて極めまくってみるのも潔い。
そういう体験から学ぶことは、
きっととても意義深いから。。
 
そしてそれを魂が望んでいるわけだから・・・。
 
 
 
でも、経験からも感覚からも、
安易にそれに飛びつく人は、
魂のミッションを果たせるようにならないと思う。
 
 
 
注目されれば、
売上が継続的にあがるわけじゃないしね。
 
 
私も、
大手の雑誌や新聞などに
出させていただいた経験はそれなりにありますが、
 

そこからの売上は、瞬間的なもので、
 
メディアに出てるとか本を出したとか、
そういう色眼鏡かけて寄ってくる場合は、
魂のお客さまじゃないなって思います。
 
使命を生きたいと願うならば、
地道にわが道を行きましょう。
 
 
そして、
神様の世界に駆け引きや取引はありません。

「いいね」をしてあげるから、
「いいね」をちょうだい、
 
という条件づけのある関係からは、
聖なる結びつきは生まれない。


 
そして、一番大切なことは


使命の道は、あなただけの道、
ひとりで歩いていくしかないのです。
 
使命を生きる

だから、むしろ
すぐにたくさんの人が賛同されるはずがないの。

良いと信じてるものが、
誰にも相手にされなかったら、
それはむしろ本物かもしれません。

 
だから、
自分にしかできないこと、
本当にやりたいことを仕事にしたいなら、


すぐに認めてもらえなくても、
拍手の数が少なくても、
心なきバッシングにあっても、
(わざわざ、あわなくてもいいけど)
 
嘘偽りない等身大の言葉を(偉人からの受け売りではなく)、
魂をこめての叫んだ方がいい!
 

そして、 
そんなあなたの心の叫びに、
心の眼を開いて共感してくれた人こそが、
魂の友であり、魂のお客さまです。
 
 
その人たちとの共鳴共振によって、
自分の中のエネルギー量が増えていけば、
 
自然に必要としてくれる人が集まるし、
自然にお金も循環できるようになるよ。
 
・・・

これは、
時にふらふらと自分を見失い、
安易なキャンペーンに手を出したくなりつつも、
 
 
魂だけは売りとばすまいと、
一歩一歩進んできた経験から、
絶対保証いたします。
 

 
だから、いま、もしあなたのビジネスに、
人がたくさん集まっていなくても、
発信に、いいねが一桁だろうとも
(私だって、そういう時あるんじゃね?)
 

安直に誰かになんとかしてもらおうとか、
一瞬で多くの人から指示を得ようなんて思わない方がいい。
 
 
そんなことする時間があるなら、
深呼吸や瞑想でもして、
湧き上がる焦りや不安を鎮め、
 

自分の表現の形、伝えたい想いを
真剣に自分に問い、解放する方が、
はるかに大切なこと。
 

何度も言うけど、

神様の道は、ステップバイステップ方式


インスタントではありません。


・・・というわけで、

朝よぎった、

「人生にはキャンペーンなど必要ない」っていうメッセージは

どうやら

栄華を極めるための、
キャンペーン活動は必要無いっ

ていうことみたい。


人生にキャンペーンがあるとすれば・・・


それはただただ、
その瞬間瞬間を楽しみ味わうことだけ。

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実を結ぶ時間のみを追い求め貪るのではなく、

天に向かい花開く季節も、
葉を落として根を張る季節も、
まだ見ぬ芽に想いを馳せ土を耕す時間も、

同じように、ただ楽しめばいい、


そうしたら、毎日が、
幸せを味わうキャンペーンなわけで、


キャンペーンだから、
何々をあげるとか、そういう操作主義な発想は消えていくのですね・・・。


果実は最適なタイミングで自然に実ります。


待つことも愛だよ、って神様は言ってます。


あなたのエネルギーが循環しきることを待ちましょう。
そのために時間を使いましょう。

人生は毎日が幸せキャンペーンなのだから。

・・・

それでは今日はこのへんで、

お読みくださってありがとうございます。

 

感謝をこめて。

冨永のむ子

自分の神話の歩き方無料メールマガジンバックナンバーより