こんにちは冨永のむ子です。
先日のメルマガで農業のことを書きました。
野菜の持つ知性を存分に発揮させた野菜。
写真はこちらに載せましたのでぜひ見てね！
https://ameblo.jp/soullifelabserendip/entry-12460265917.html
おいしいとか体に良い、はもちろん、それ以上のものがいただける野菜なんじゃないかな。
野菜を育てているお方は、るいるい。
って誰よって感じね。いずれちゃんとご紹介しますけど、今はまだ、畑のある横浜近郊の方のみの販売なので、詳細はもう少しお待ちくださいね。
・・
自分で自分を育てる力・・・。
前回の記事と重複しますが、野菜の話をもう一度簡単に説明すると、
最初の苗の段階で、必要最小限の水を与えて様子を見守っていると、自分から水分や養分を吸収しようと、地中深くまで根っこが伸びていって、自然の雨だけで十分に育つそうです。
そして、そうやって自然に根っこを深くはりながら育った野菜は強くてたくましくて。
味がおいしくて体に良いだけでなく、収穫した後の日持ちがよかったり、細胞もふくよかで、火が通りやすかったり、などなどなど・・、おいしいとか、安全とかは当たり前で、それ以上のものがあるんだそうです。
大事なのは必要なところに手を貸しつつも、ちゃんと待ってあげることだそう。
水やりに関してだけでなく、菌との共生などにも心をくだき・・、単純にほったらかし、とかそういうことじゃなく、逆に言えば信頼して見守り、必要なところだけ手を貸すという・・・
根っこを生やすには時間が必要だから、地上に目に見える部分は最初はなかなか育たない。
そこであわてて何かをしたくなるのは人情だけど、それをちゃんと待ってあげることがとっても大事。
そうやってじっくり見守っているうちに根っこの準備が整い、地上で大きくなるステージがはじまる。
その時には、ぐんぐん勢いよく育ち、生き生きした立派な野菜になる。
ほんっと人間も同じだと思う。野菜にある知性は人間にももちろんあるのです。
子育てもそうだよね。
こちらの記事どうぞ。
【与えすぎという名の育児放棄を気を付けたいと思う】
https://ameblo.jp/soullifelabserendip/entry-12442224272.html
そして・・・大人の自分育ても。
自己啓発のセミナーやワークショップが百花繚乱のいま、好奇心旺盛だと、ついつい色々行きたくなりますよね。
積極的に外に出向いていって
自分から吸収しようとするのは、一見前向き。
私って意識高いわー。みたいにも思えてきちゃうし・・・。え？そんなの私だけ？
手帳には、セミナーやワークショップで埋め尽くされている。そんな自分に安心するというか・・・、そして恐ろしいことに、私の場合、そうやって仕事をした気にすらなっていましたね。
私は努力しています・・って。
実際は赤字垂れ流しなのに・・・。
そんな私やクライアントの方の経験からも、自分を見つめることなく、ただただ与えすぎていたら、受け取れる器が育たない。
自分にとって本当に必要なものと、そうでないものを見極める力が失われてしまうし、
目の前にあふれている、心の栄養を自然に吸収する力も損なわれてしまう。
もちろん全部やめろ、とは言いません。必要と感じたものは、取り入れることはもちろん大事。
でも、インプットにかける時間以上に、自分と過ごしてあげることが大事だと思う。
自分を待ってあげること。
ただただそこにいて、自分の存在を感じること。
大切なことを受け取れる根っこがぜい弱な状態だと、どんなに積極的に学んでも、消化不良になるし、
外からの何かでしか成長できない自分になったら、内なる自分は目覚めないから！
それが一番もったいないと思いません？
そして、そういう状態でやりたいことを探しても、絶対に絶対に見つかりっこないから。
私の記事をお読みくださる方は、あからさまに人から奪おうとするクレクレ星人は少ない気がします。
多分、そうやって人に依存することの無意味さは、ある程度わかっているし分別もある。
でも・・・だからこそ、前向きに積極的に、自分で自分を磨こうとするあまりそれが行き過ぎてしまうケースもあるのかもしれません。
あちこち飛び回って、たくさんの人と会って。毎日を自分を活性化することに使っている方。
その気持ちはとっても素晴らしいと思う。
でもだからこそ、あれもこれも食い散らかそうとせずに、ひとつひとつをちゃんと消化できる状態にすることが必要だし、
自分を見守ってあげる時間も持ってください。
そして、まさに今自分と共にすごすレッスン・・、自分という名の大地にしっかり根を生やす最中の方もいますよね。
そんなあなたは、芽が出るまでの時間をちゃんと待ってあげてね。
根っこを張り巡らせることを楽しみながらね。
人からどう思われようと、あなたがあなたを見捨てないでね。私も見捨てないけどさ。待つことは愛だから。
あなたがあなたにたっぷりと愛を注ぎ、やがて芽が出たら、ぐんぐん伸びていける。
力強くたくましく、しかも無理なく、自由におおらかに大空に向かって腕を広げることができるよ。
安易に何かに頼ることをやめて、自らの力で成長しようとしている方、
真の命の花を咲かせようとしているあなた。
あなたは絶対に大丈夫だから。
目に見えないところで、あなたはどんどん根っこを伸ばしているのだから。
自分という名の大地に根を生やす時間を、どうかおおいに楽しんでください。
甘い誘惑にそそのかされることなく、今を大切に。
苗が腐ったり枯れたりしなければ、大きく育つように、不貞腐れてあきらめなければ、必ず機は必ず熟します。あなたという名の命は、美しい花を咲かせることができるよ。
その時を楽しみに、今も楽しむことかな。
おてんとうさまは見ている。いつだってあなたを応援しています。もちろん私も！
・・・前回の記事をFBにあげようとしたら、色んな方の顔が浮かんできまして・・、
その方々と、そしてお会いしたことはなくとも同じ想いを持った心の同志にむかってこの記事を書きました。
みなさん！ 風薫る五月！
生きることそのものを、まずは楽しみましょう！
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