株式会社パーソナルクレド舎

偉大でも、微力でも。センターだろうと、裏方であろうと。

こんにちは冨永のむ子です。

 

 

「ねえママ、神様はみんなを平等に作ったのかな?」

 

朝ご飯の時に突然次男が言いました。

 

「なんでそう思うの?」と聞くと・・

 

「象は、大きくて力もちじゃん? 

チーターは足が速いじゃん? 

人間は頭はいいけど、象みたいに力はないしチータより足が遅い。

 

人間だけで見ても、

勉強ができる子もいるけど、できない子もいて、

 

運動神経がいい子もいるけど、

そうじゃない子もいて、

 

お金持ちとか・・・、

日本は恵まれていて食べる物がたくさんあるけれど、

そうじゃない国で食べ物がない子もいて・・・、

 

それってどういうことかなって思って・・・。

それは不公平じゃないの?  

神様はみんなを平等に作ったんじゃないの?」

 

と・・・。

 

 

この朝の忙しい時に・・・・・・と思いつつ、

これはとても大事な疑問だなと思ったので、

私も大切に答えることに。

 

以下やりとり。

 

「ママも正解はわかんないんだけどさ・・・、

世界中が象みたいに大きくて

力持ちの生き物だけだったら、

どんな世界になりそう?

 

学校で、みんながあなたみたいに、

おもしろくてうるさい子だったら? 

誰もあなたをおもしろいとは思わないし、

教室がうるさすぎじゃない? 

 

逆に、みんながパパみたいに静かで

いつも黙っていたら?」

 

・・・しばらくじっと考えていた息子・・・頭に💡が!

 

 「わかった! 最終的に平等ってことか!」

 

私・・以下 の)

「最終的にっていうのは?」

 

 

息子・・ 以下 子)

「・・・・」

(想いを言葉にできないらしい・・・・)

 

の)

「平等っていう言葉が

あてはまるかはわからないけれど、

 

頭がいい人の研究は、

それ以外の人を助けるためにあるから、

必要としてくれる人のために

頭がいい人も頑張れるのかもね。

 

サッカー選手だって、

応援してくれる人がいるから

がんばれるんだもんね」

 

子)

「自分が持っているものや

得意なことを分け合えばいいんだ! 

頭がいい人は、人のために頭を使えばいいし、

 

お金がたくさんある人は、

お金を持っていない人にあげる????

(ここでつまる・・・)

 

の)

「あげるのもありだし、

困っている人のために、

それを使っていくこともできるよね。

 

自分のためだけにお金使うだけじゃなくてね。

 

誕生日の大きなケーキを、

一人占めして食べるのと、

みんなで一緒に食べるのと、

どっちが嬉しい?」

 

子)

「うーん・・、みんな」

 

の)

「ケーキは、ちょっと悩んじゃうか。

たまには独り占めもしてみたいもんね、

ママもそういう時あるし・・・

 

あ、今度の音楽会で、

あなたは大太鼓を

ひとりでたたくでしょ?・・・」

 

(言いかけた言葉にかぶさるように) 

 

子)

「大太鼓だけだったら、音楽にならない!  

リコーダーがメロディーを吹かないと! 

○○もいないと!(○○はなんだったかな・・)

 

リコーダーだけだと寂しいけど、

全部あわさったらすごい音楽になる!  

オレはリズム担当! 

 

・・そっか!個性を発揮するってことか!」

 

の)

「そうだよね。それが楽しいよね。

平等じゃないかもしれないけど調和するよね。

その方がうれしくない?

 

同じじゃないからこそ、

素敵なハーモニーが生まれるよね。

神様はそれをさせたいんじゃない? 

それぞれの個性を活かすから

調和が生まれるよね!」

 

 ・・・・・・・・・・・・・

 

なんか息子が、

この数日の私の葛藤にこたえてくれた気がしました。

 

 

一人ひとりが

自分の神話を生きるようになることは、

私の中では彼の言うところの

「最終的に平等」な世界。

 

 

つまり、

世界の中で戦争や差別や貧困や

環境破壊がなくなって、

誰もがそれぞれに幸せに生きること

につながっています。

 

それは、宇宙の大調和。

 

そしてそのためにはまずは

自分の中が調和することから

はじめる必要があるなと私は思っています。

 

自分が自分と闘うから、

外側では人と闘う現実になる。

 

人と人とが争い合い奪い合い、

否定しあう。

 

虚無感から不要な富や名誉や快楽を追い求める。

 

そのとばっちりが動物や植物や地球にいってしまう。

 

地球環境

(・・に限らず

自分が心からいいと思っているもの)に

意識を向けつつも、

自分の想いよりも

人の目を気にしすぎるがゆえに、

 

 

堂々と実践したり公言できない人も

たくさん見てきました。

 

人類全体がそれらを手放さないと、

人道的支援や偉大な活動は無意味になってしまう。

この地上はまだまだ多数決の世界だから。

 

だから、そうならないための一歩として、

自分と自分が仲良くすること。

 

自分が自分を責めず、

自分が自分を甘やかしすぎず、

 

本当に生きたいように

生きるためのサポートをしたい。

 

私の事業の根っこにあるのはそこです。

 

地球全体が豊かに仲良くなって欲しいという想いは、

幼い頃からうっすらあったようで、

 

若い頃は、国連職員になりたかったり、

海外青年派遣団に行きたいと思ったことがありました。

 

 

でも、私は直接そこで何かをなす能力もスキルも、

そして何よりも根性も覚悟もありませんでした。

立派な人、とは程遠い、すぐ切れる人間だし・・。

慈愛も忍耐も寛容さもない。

 

でもだからって、

そんな私が何もできないのではなく

手段が違うだけで、

 

私は私なりに世界が平和になり、

苦しむ子供が減る方向に向かおうと願い、

今の事業をしています。

 

私のやり方だけでは、

それは何百年先かはわからないし、

ハチドリのひとしずくかもしれないけれど、

私はそれしかできないので・・・

 

 

立派な人になってからやろうと思うと、

そんなのお墓に入ってからでも叶わないので・・。

 

自分でケーキ一人占めしたい時もあるような

せこいヤツだけど、

分けたい気持ちだってあるんだから、

とにかくやろうと。

 

でも、そういう自分の中の純粋な想いって、

すぐどこかに置き忘れてしまうのかもしれません。

 

・・・・

 

アフガニスタンで銃殺された中村哲さんの活動、

そして訃報のニュースを知り、

本当に頭が下がる一方で、

少しもんもんとしました。

 

私のやってることなんて上っ面かもなあと。

 

本当に大切なことを見据えて、

自分の職業や立場を超越して人々のために

自分を捨てて奉仕できるかと聞かれたら、

私はためらうだろうし、

何よりビビるだろうから。いや、実際にビビったので・・・。

 

20歳の頃にケニアとソマリアの国境付近で

井戸掘りのボランティアをしたのですが、

IMG_9233

 

 

 

 

 

 

 

IMG_9231

 

 

 

 

 

 

 

当時のアルバムの写真を見返してみた。

 

水道どころか井戸すらない不衛生な現地の環境に、

眉をひそめる自分がいて、

当時そんな自分を責めました。

 

IMG_9232

 

 

 

 

 

 

1990年当時。干ばつにより干上がった

川底を掘って出た水を村のみんなで分け合う生活。

 

 

今回、今もどこかで

そんな自分を恥じていたんだなと気づきました。

 

立派な人間じゃないし、

だからそういう道は無理だなと・・・。

 

そんな感覚を思い出したんですよね。

 

 

おまえには人を導くような覚悟も根性もないよ。

ふだん覚悟とか言ってるくせに、

お前が一番甘ちゃんのきれいごとやろうなんだよ。

 

みたいな気持ちになった数日でした。

 

IMG_9230

 

 

 

 

 

 

 

女学校の生徒たちと。この子たちは今どうしてるんだろう・・・

 

でも・・・これって、まさに思考の声ね。

思考の声は厳しいよ。ほんとうに。。。

 

 

でも、中村医師のようになれない私でもできることがあるはずで。

 

人と比べるから思考がダメ出しをするんだよね。

 

私は私のやり方で平和な世界を作る方向に向かうしかない。

 

それしかできないんだから、やれと。

 

IMG_9235

 

 

 

 

 

 

この時はこの時で一生懸命だったんだろうと今は思います。

それにしてもデカいな私(笑)

 

 

自分の微力さを嘆いて

思考で自分を責め裁き流す涙に酔いしれて、

自分の立ち位置から逃げることは、

結果として、

彼のような偉大な人の命を賭した努力の

足を引っ張ることと同じだなと。

 

高潔な偉大な人物じゃないからこそ、

思考の声の厳しさに翻弄される私だからこそ

できることがあるはずなんですよね。

 

・・・・

 

太鼓が得意な人、

リコーダーが得意な人、歌が得意な人・・・、

 

そして聞いてくれる人、

応援する人、拍手をしてくれる人、

さらにはろくに耳を傾けない人

(・・がいるから強くなれるんだよね)・・

 

それぞれが自分の役割を自分の等身大で、

目の前の現場で果たすだけ。ただそれだけ。

 

 

偉大であろうと、微力であろうと。

センターであろうと、裏方であろうと。

 

それは誰もが同じ、あなたも!

 

微力で未熟な私が、

そんな等身大の自分でできる役割は、

未熟な微力軍団に、

あきらめずに一緒に進もうよと言うことかもしれません。

 

自分のお役目を等身大で目の前の現場で果たす。

そのサポート。

 

 

そしてそれを実現していく場が、

自分の神話塾や起業家版自分の神話塾。

 

ひとりひとりが自分の人生を生ききれるように。

 

そういうことなんだな。。。

 

・・・と、この数日もやっとしていたことを、

 

今朝次男がまとめてくれた気がしたので、

そのまま書いておきます。

 

 

明日は【起業家版 自分の神話塾】 

4か月目に入ります。

 

参加メンバーの面々は、

それぞれにやる事業は違うけれど、

 

子供や、女性や、未来の日本を

少しでも明るく希望に満ち溢れさせたいという

想いにあふれた人たちばかり。

 

IMG_9236

 

 

 

 

 

 

当時も今も、アフリカの子への想いが強い、

理由はわからないけど。

 

 

手段は違っても向かう方向は同じ。

 

微力であっても、非力じゃないから。

 

イワシの群れみたいに、

同じ方向を向いて(でもそれぞれのペースで)

世界を変えていきましょう! 

 

 

金曜からスタートする

【自分の神話塾】に集まって下さるみなさんも同じはず。

 

 

目の前の現場で、自分を生きることが、

世界を幸せにする一歩です。

 

お会いできること、楽しみにしています。

 

13日開講の自分の神話塾 こちら残枠ございます。

 

共感くださるあなた、

ご縁があればお待ちしてますね。

 

詳細・お申込みはこちら。

https://www.jibunnoshinwa.com/?page_id=2845

 

 

補講について、分割払いについてなど、よくある質問はこちらから。

https://www.jibunnoshinwa.com/?page_id=8450

 

 

塾生の声はこちらです。

https://www.jibunnoshinwa.com/?cat=327

 

 

それでは今日はこのへんで。

お読みくださってありがとうございます。

 

 

感謝をこめて

冨永のむ子

バックナンバーはこちらです。
https://www.jibunnoshinwa.com/?cat=157

 

 

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