良い流れとそうでない流れがあるわけではない。
講座でよく「流れに逆らうと苦しくなるよ」とお伝えしています。
流れでも波でも同じなのですが、流れに乗るという言葉が「いい感じの状態」を差して使われているせいか、
良い流れとそうでない流れがあって、良い流れに乗ればうまくいくし、そうでなければダメになる、
ととらえている方がとっても多いようですが、
実は波そのものにいい悪いはありません。
すべてはもっとも命が輝くために起こされている流れだから・・・。
命が輝き、宇宙に応援され幸せにお役目を果たすためには、流れに逆らわないこと。
すべての流れにね。
はっきり言って、それだけかもな・・・。だってそうしたら自然に連れていってもらえるから。
だって避けたい逆流もあるじゃない?っていう方もいらっしゃると思うので、
流れに逆らわないってどういうことかをお話します。
「離岸流(りがんりゅう)」ってご存知ですか?
岸から離れていく流れ・・沖へ沖へと向かう流れのことで、本流が岸へ向かう流れだとしたら、離岸流は逆流ですよね。
岸から離れる流れだから、海水浴中にその流れにつかまったら、岸はどんどん遠ざかります。
江の島の周囲は実は離岸流がたくさんあります。
防波堤には「離岸流にまきこまれたらどうするか」の図解がはってあるのですが、
あなたがもし巻き込まれたらどうやって自分を救い出しますか?
必死で岸へと自力で泳ぎます? 多くの人がそれで命を失った過去があります。
波の力は強いから、それは絶対にやめましょう。って図解には記されています。
流れに逆らっても、自然の力にかないっこない、たどりつけず離れていくばかり。
抵抗して抵抗して、しだいに体力を消耗し、浮力すら確保できなくなってしまいます。
・・「流れに対抗すること」は湘南の遊泳禁止エリアでの水難事故の原因の一つでもあります。
ではどうするか・・・。
離岸流に流されたと気づいたら、焦らずにまずはその流れに乗るんです。
力をぬいて浮かんでいると自然に流れが終る。沖に流されるのも永遠に続くわけではないのです。
流れが終わった時点でそこで真横に泳げば、離岸流から離れることができます。そこで初めて岸に戻る。
岸まで戻る力を消耗しないためにも、抵抗しないことなの。
流れに逆らわないこと それは人生の鉄則でもあります。
よいところに連れて行ってくれる波に限らず、どんな波であっても。
そう! 海の上の話だけではないことはもうお気づきですね。
予期せぬアクシデントが起きたとします。例えば子供とでかけるはずだったのに、子供が熱を出したとしましょうか。
そんな時、当初の予定通りに行動することは、その流れに逆らうことですよね。
お子さんも自分も苦しいばっかり。
しかも「なんでこんな時に熱なんか出すの!」って怒りすら湧いてくる。ひとっつもいいことはないですよね。
それよりもお子さんが熱を出したなら「熱を出したという流れ」に乗ることが一番楽なはずです。
お出かけする、という流れから、
お子さんが熱を出したという流れにしっかりと乗りなおすのです。
予定していた計画をとりやめることはもちろん、気持ちの上でもきっぱり諦めて、
お子さんの看病や、自分自身が家の中で静かに快適に過ごすことに意識をしっかり向ける。
もちろん、
「そんなこと言ったって仕事でどうしても出かけなければならないんです!」っていう場合もありますよね。
だったらそれは、その流れ、
お子さんが熱を出しているけれども、仕事が休めない、という流れにじょうずに乗るだけです。
たんたんと子供を見てくれる人を探して、たんたんと仕事に行く。
そしてテキパキと仕事をこなし可能な限り早めに帰宅する。そこに集中すること。
「なんでこんな時に!」ってイライラしても
エネルギーを消耗するだけでひとっつもいいことはないもんね・・。
毎日毎日やってくる予期せぬ流れ、
想定外の離岸流に上手に乗れるかどうかで、人生の質は大きく変わります。
人生の目的、自分の命の使いみちって、結局は目の前の人とともに人生の質をあげていくこと。
実はだから、予期せぬ不本意な流れはすべてあなたにやってきたレッスンなのね。
- 「こういう流れにあなたはどうやって乗る?」
- 「今度はこういうパターンに乗ってみようか」
みたいに宇宙から日々さまざまな流れがやってくる。
それに対して、まずはあなたがどうあるか、
そしてそれぞれに対して何をどうするかが常に問われているんですね。
そして、そのレッスンほどあなたを進化に、そして豊かにしていくものはありません。
レッスンをクリアするたびに、そしてあなたの人生の質はアップするのです。
・・ってことは、その予期せぬ不本意な流れこそが、
大いなるギフトちゃうの?
究極の開運の流れちゃうの?(そしてなぜ私はいきなりエセ関西人になったの?)
・・ととと、
まああんまり開運っていう言い方は好みじゃないけども、
開運・・・幸せになるためにあれこれ追い求める必要は一切なくて、
日々やってくる流れに抵抗せず乗っていくだけで
自動運転状態で運は開けるように私たちはなっているんですよね。
宇宙の子供としてね。
・・・昨日塾を卒業した35期生のメンバーはまさに
「流れ」という名の「レッスン」を、たくさん体験し乗り越えました。
流れに乗ったり、乗り損ねたり、抵抗してみたり、
という体験を通して、多くの学びと気づきを得ていった。
抑えきれない怒りを持て余していたのが、
気づけば穏やかさすら感じられるようになった方、
その反対に、抑え込みすぎて自分の感情がわからなかったのが、
湧き上がる感情を口に出せるところまでたどり着いた方、
ただただ幸せだーと、当たり前の奇跡に腹の底から目覚めた方。などなど。。。
それぞれの一歩は、それぞれにとって月への第一歩と同じくらい驚異的な一歩でした。
もうほんとにね、打ち上げの時に、
8か月前はあーだったこーだった、ってゲラゲラ大笑いになって、
飛躍が多かった方・・つまりBefore After が歴然と変わった方の中には
『のむ子さんがよく書いてる、「穴ほって自分を埋めたいわー」っていう言葉、ほんとにそう思います!』
って言ってた方もいましたね。
過去の自分が恥ずかしいってことは、それだけバージョンアップできたってこと。
やっていてほんとによかったって思う瞬間ですね。
あなたが、幸せの流れに乗って、人生の質をあげたいならば、
日々、
不本意な顔つきでやってくる【真の開運の流れ】に抵抗せず上手に乗ること、
意識してみてくださいね。
人生には逃してはもったいない大きな流れ、タイミングも多々あります。
その流れの見た目は、明らかに幸運の流れの姿をしているものもあれば、
大きな軌道修正を促す離岸流もある。
流れに上手に乗りたいならば、日々の流れに乗るレッスンを怠らないことかな。
どうぞコツコツたんたんと、そして楽しみながらね。
そして・・、今、全人類を大きく動かすような流れが来ていることも事実です。
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■提案者
冨永のむ子 株式会社パーソナルクレド舎 COO
大切なことを犠牲にせずに、本当にやりたいことをして生きていく、自分の神話ナビゲーター
早稲田大学法学部卒 株式会社リクルートで広告ディレクターとしてIT業界や金融業界の業界最大手企業を担当。徹夜で身を粉にして働く中「自分にしかできないことをしたい」と起業のために退職。
妊娠、生まれた息子の病気、産後鬱の中で、それでも起業しようともがき続ける中、腕の中にいた赤ん坊の息子から「ママ幸せ?」と言われ生き方、働き方を見直す。
その過程で自分のガイドとなるシンボルと、人生のシナリオが降りてくることで迷い道から抜け出し人生が前に進むように。
シンボルとシナリオの仕組みを【パーソナルクレド®】と名付け、使命に目覚めるサポートを開始
2011年 夫婦で株式会社パーソナルクレド舎を設立 自分の神話塾 起業塾を主宰
【パーソナルクレド®を活用した生き方・働き方の変化事例】
パートの事務員の主婦が、法律に目覚め司法書士へ転身
絵心の全くなかったアパレル販売員が、絵を描くことに目覚め売れっ子アーティストへ
PCもSNSも使えなかった主婦たちがWEBを駆使して天命の事業を立ち上げる
といった、平凡に暮らしていた人たちが未知の可能性を開花させていく一方で、
・国連職員・パリコレモデル・音楽プロデューサー・弁護士・ニュースキャスター
・医師・ミュージシャン・書家・ジュエリーデザイナーなど、それぞれの領域の専門家が、肩書や資格の枠を超えて、自分が気づいていなかった、本当に望んだ独自の生き方・働き方に目覚めています。
拠点は生まれ育った湘南、江の島の中の江島神社の参道脇にサロンをかまえる
プライベートは二人の男子の母

シンボルは大地
2007年に自動書記で出てきたパーソナルクレド®に
【生きる意味を見出す手助け】
と記されていました。
