株式会社パーソナルクレド舎

問題は他人との関係で生じる。思考がストーリーを展開していく。

こんにちは。冨永ひろしです。

以前から、怒らないようにしようとか、怒りを手放そうとか、
コントロールしたいと思っていましたが、中々うまくいきませんでした。

 

最近は、もう一人の自分がいて、怒っているのだなと観てみたり、
感じてみたりすると、前より早くおさまるようになってきました。

 

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今回はそれについてふれてみます。

人は他人との関係において生きていて、
認められたいという気持ちがあるのです。

認められるということは、本来は、大げさなことでなくても、
何か人の役に立ちたいという気持ちがあることが大切です。

けれどもついつい人は「自分のために」という気持ちに陥りがちです。

そして
「自己実現したい。」「より良い人生を送りたい。」
「人に勝ちたい。」「得をしたい。」「ほめられたい。」
と、つい力が入ってしまいます。

 

これは思考に支配されがちな人生になっていきます。

余談ですが、
今回のアメリカンフットボールの問題ですが、

個人より、組織や勝つ事が優先されているようでした。

日大の監督やコーチは、
地位と名誉を得たい。失いたくない。
そのためには勝たなければいけない。勝つためにどうすればいいか?
ということに囚われ、

選手に対しては、
反抗は許されない。試合に出たい?それなら言うことを聞かなければいけない。

 

そして事件発覚後は、
組織を守らなければ。守るためにはどうすればいいか?

ということに囚われている。

 

今回の件は、関係者が思考に支配されて、エゴが活躍しまくって、
普通は起こらないような事が起きたと思われます。

 

思考やエゴに必要以上にコントロールされるといつか無理が生じるのです。

 

人は、他の人との関係に影響を受けていると書きました。

両親や兄弟など家族、友人、先生や生徒、上司や部下や同僚という関係。

 

その中で、好き、嫌い、尊敬といった感情をいだいたり、
相手に勝っている、負けている、と比較したりしています。

 

人は他人との関係性の中で、思い通りに行かない時に、問題が発生し、悩まされるのです。

例えば、

「仲良しの友達にある日突然無視された。」

「会社で、自分では頑張っているつもりなのに、上司から認めてもらえない。同期が先に昇進した。」

 

その時なぜ?と考えこんだり、どうしてなのだろうと思い悩んだりします。

 

人は他人との関係の中で認められたいと願っている。
だから、それがうまくいかないと、問題だと思って悩んでしまうのです。

 

友達から嫌われた。
あなたに何か原因があると感じれば、謝ればいいのです。

 

上司に認められなかった。
あなたに何かが足らないとすれば、改善していけばいいのです

人との関係において、認められなかった。嫌われた。
その時思考が、「問題だ。どうしよう?」とストーリーを展開し始めるのです。

 

それに囚われると、考えすぎて、問題が段々と大きくなり、苦しむことになります。

 

誰かとの関係が悪くなった。昇進が遅れた。怒ってしまった。それでいいのです。

 

仲が悪くなった。「どうしよう?」
昇進が遅れた「なぜだ?」

 

怒りの感情「またかっとなってしまった。なんてだめな人間だ」

などの思考のストーリー展開につかまらないことです。
つかまると苦しくなるのです。

 

認められなかった。不安だ。人と比べて自分に劣をつける。
自分はだめだ。と否定していると否定の出来事が起きやすくなります。

そうでは無く、思考がストーリーを展開しだしたら、気づいてただ観てみてください。
そして、そのままの自分にOKをだしていってください。

 

自分を受容し、認めてあげるということです。
そうすると人間関係も物事も好転していきます。

 

大多数の人はそのままの自分にOKをだすことは苦手なのです。
いいも悪いも無く、欠点を無理に直そうとせずに、

 

まずはOKを出す練習してみてください。

 

諸行無常、物事などすべては、形は無く、変化していくのです。
人間関係ももちろん変化していくのです。

 

嫌われた。ただそれはそれだけなのです。
好かれた。嫌われた。変化していく中で、

 

どちらでもいいととらえると気持ちが楽になります。

また人は、他人との関係の中で様々な感情が沸き起こってきます。

 

例えば、相手に嫌なことを言われたとします。

怒りの感情が沸き起こり、相手に対して怒りの反応をする。

 

相手が言い返す。

自分は悪くない。

さらに言い返す。

相手が憎い。

頭の中でぐるぐるとストーリーを描きます。

相手に対する怒りが増大し、それがずっと続くのではないかと錯覚します。

怒りを自分のものにすると、思考によるストーリーにとらわれ、

怒りのエネルギーが増幅し、より苦しむことになります。

 

そうでは無く、怒りの<反応>が起きたタイミングで気づくと、

早く怒りがおさまったりします。

 

 

人は、代々受け継いできたDNAや、育ってきた環境、今までの経験などで、
性格などその人自身が形作られてきているのです。

例えばあなたが何かに対して怒った時、それはあなたの怒りでは無いのです。

DNA、環境、経験により怒りの<反応>がただでてきただけなのです。

怒りの<反応>がでてきたのだなと観て感じてみるのです。

怒りの<反応>は、重たい、熱い感じかもしれませんが、

反応を感じることで、怒りを自分のものにしないようになれます。

怒っているという反応を、気づいてただ観て感じてみる。

 

そうするといつもより早く静まるかもしれません。

怒りがすぐにおさまらないかもしれません。

怒りが続いているのだなとさらに観てみてください。

怒ったら悪いと思わないことです。
怒る、怒らないどちらでもいい。ただ<反応>がでてきたのです。

 

他の人が怒った。
これもその人のDNAや経験や環境により怒りという反応が出てきているだけなのです。

 

だからその人が悪いわけではないのです。

怒りなど反応を自分のものにすると、思考が働きストーリーを描き始めます。

 

さらに考え過ぎたりして、段々と苦しみが大きくなるのです。

知らないうちに、思考にコントロールされてしまっているのです。

 

苦しみを少なくするには思考のストーリーに過度につかまらないことです。

思考に実体があるのでしょうか?

思考を観ていけば実態は無いということに気づきます。

そんな実態のないことのために過度に支配されなくてもいいのです。

 

自分の心の中、あるいは外側に冷めたもう一人の自分がいると想像して、

思考の動きを監視してみてください。

 

何かに反応した。問題が発生した。そこで思考がストーリーを展開していく。

ストーリーを展開しだしたら、気づいてただ観てみてください。

思考は大人しくなっていきます。

 

まとめると、

人は他人との関係で生きている。

物事や人間関係は変化していく。

問題や状況は生じては、消えていく。

何が良い悪いというわけではない。どっちでもいいのです。

 

反応の後に、思考がストーリーを展開してきたら、

心のどこかにいる、あるいは外側にいる冷めた自分を意識して、

その自分で思考を観てあげてください。

そのままの自分にOKをだしてあげてください。

これは、他人とも、宇宙や神様など大いなる存在とも繋がっている生き方です。

その上で、人の役に立ちたいという気持ちでいることです。

そうすると、他人との関係も良好になっていきますし、

大いなる存在に応援されていくことになります。

 

段々と安心、大丈夫という感覚になってきます。

 

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それでは今日はこのへんで
お読みくださってありがとうございます。

冨永ひろし

 

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